散歩の嫌いな犬などいません。
犬は散歩や運動が大好きです。
もちろんフレンチブルドッグも運動は大好きです。
フレンチブルドッグの運動の量と時間はどれぐらいが適当か?しっかり把握しておきましょう。
フレンチブルドッグは車に例えると、馬力はあるのに燃費が悪い。長距離はにがて。すぐオーバーヒートする。こんな感じです。
肥満体の人間と似てますかね。
裏を返せば、短時間の運動でも充分だとも言えます。
ポインターやボーダーコリーのように「生きることは走ること」である犬と一緒に散歩、というわけにはいきません。
ということはフレンチブルドッグの場合、何かと忙しい現代人には向いている犬種です。
それに2頭以上飼うと、犬同士で毎日1度は取っ組み合いをして遊びます。
通称「ブヒレス」というやつです。
これで本来持ってる「闘犬」としての本能を消化し、エネルギーを使います。
短時間にがーと動いては寝る、またがーと動いては寝る、といのがパターンですね。
出来たら毎日1度は外の空気を吸わせてやりましょう。
いくら庭が広くても、犬にとっては所詮家の中です。やはり外は違います。
出ないとストレスがたまります。
散歩で体の異変に気付くこともあります。
階段の上がり降りがスムーズのできなくておかしいと思ってたら股関節に異常があったり、すぐぜーぜーいうので診てもらったらのどに異常があったりしました。
散歩の目的はもう一つあります。
ある意味大切なことで、散歩によって人間と犬の主従関係をきちんと理解させ、
犬に規律を教える貴重な時間となります。
これをしておくと、屋内でのしつけが楽になりますし、犬が飼い主をきちんとリスペクトするようになります。
短時間でも外に出ると、目と鼻と耳をフル稼働させています。
特にフレンチブルドッグは他の犬種よりも目からの情報を重視しているようです。
フレンチブルドッグは目で判断することが多い犬です。
散歩に関してはフレンチブルドッグにとってのシーズンは人間が肌寒く感じる時期が得意です。
夏の暑い時期や湿気の多い時期はお手上げです。
出るのなら朝早くか、日が沈んで道路の熱が冷めたころならいいでしょう。
一度の時間は20分を目安にすればいいでしょう。
個人差はあるので表情で判断しましょう。
フレンチブルドッグの顔は慣れないと喜怒哀楽が全く分かりませんが、慣れてくると、これほど感情豊かな犬もいないのではないか、と思うほどです。
一旦体の調子を崩すと急降下するのがフレンチブルドッグです。
日頃から適度な運動と食事で体調管理に気を付けてハッピーな生活を維持してください。