犬は肉食です。
昔は生の肉からタンパク質とビタミンやミネラルを吸収して、他に何も食べなくても健康でした。
今はどうでしょう?
既存のドッグフードだけ食べてます。
そのフードが栄養バランスが整って健康なら問題ありません。ですが、もし体調がよくなかったら、一度フードの中身をチェックしたほうがいいです。
フードが原因で体調を崩すのを見抜くのは困難です。
3か月以上食べてて初めて何か変化が出てくるくらいゆっくりしたものです。
ある日突然熱が出たり、吐いたりして病気になるのは、フードが原因ではありません。
病院に行くほどではないけど、何か調子が悪そうだ、しきりに掻いてる、フケが多い、毛ヅヤが悪くなった、などの飼い主じゃないとわからないような症状の場合にフードを調べるべきです。
昔の犬は肉食だと言いましたが、野菜もきちんと取っていました。
獲物の腹にある草や植物を食べていたし、野原の草そのものを口にすることもありました。
もっとも草を直接きちんと消化できたできたかというとそうではありません。
ほとんど消化せずに出していたでしょう。
ただ植物に入っていたビタミンや酵素類を取り入れようとしていたのでしょう。
市販のドッグフードには、ほとんどビタミン剤が添加されています。
それでも体調を崩す犬が沢山いるのはなぜでしょうか?
考えられるのは、市販のフード、特にドライフードの場合、高温加熱処理して作られます。
その時同時に、犬にとって必要な酵素類がなくなってしまいます。
酵素は人間にはもちろん、フレンチブルドッグにも必要なものです。
酵素には消化酵素、代謝酵素、食物酵素の3種類ありますが、ここでいう酵素は食物酵素のことです。
食物酵素は生の野菜や肉、魚に含まれます。
生に近い材料を缶詰やレトルトパックで密封したフードなら酵素は生きています。
ドライタイプは加熱してあるので便利で長持ちします。1年以上持つものもたくさんあります。
でも、酵素は含まれてないでしょう。
ドライフードの場合、何かで酵素を補ってやるべきです。
今までのドッグフードにサプリメントを足して不足を補うと、昔の犬の食事に近づきます。
フレンチブルドッグにとっていい方向に効果が出ているかどうかは数カ月見ることです。
体質は少しずつじっくりじっくりと変わって行きます。
3カ月以上たって、そういえば、最近毛ヅヤが良くなってきた、フンのにおいが変わってきて、きつくなくなってきた、体を掻かなくなってきた、などが確認出来たらいい方向に体質が変わった証拠です。
その結果、病院にもあまり行かなくなり経済的負担も減ります。
日々の小さなケアの積み重ねこそが無理なくフレンチブルドッグを健康に長寿にする秘訣です。